白石拓本染和紙

「白石拓本染和紙」の技が生まれた宮城県白石市は、古くから手すき和紙の産地でした。庶民の防寒衣料であった仙台紙子や夏の武家の礼服として着用された紙布織も地元の白石和紙を使用したものです。手漉き和紙とともに、白石和紙の強さを活かして草木染した和紙に拓本をほどこす「拓本染」の手仕事もまた白石和紙の名声を高めることとなった技術のひとつです。
白石和紙は残念ながら2015年に商業生産を終了してしまいましたが、「白石拓本染和紙」は白石和紙とともにあった染や拓本の手仕事をそのまま東山和紙(岩手)に応用した和紙製品です。
和紙の強さを活かした草木染や昔からの紙子模様による風情は、古くからの東北を伝える名品でございます。